お知らせ
- 2024.11.01
- ◆11月の座禅会◆
11月15日(金)19:30より開催いたします。NEW
※お気軽にお問い合わせください。ご参加お待ちしております。
※12月・1月の座禅会はお休みとなりますのでご了承ください。
- 2024.09.11
- 7月31日とりさわ認定こども園“サマースクール”の座禅体験の様子を掲載しました。
- 2024.07.06
- 5月17日の座禅体験の様子。都留文科大学の学生さんたちが参加しました。
- 2024.01.26
- ◆除夜の鐘◆
大晦日の除夜の鐘つきの様子を掲載しました。
※集いの場ページへ「除夜の鐘」を追加しましたのでご覧ください。
全福寺の歴史
全福寺は1541年(天文10年)に長生四世以照宗珠和尚が開創した、
山梨県大月市強瀬にある曹洞宗のお寺です。
大日如来をご本尊とし、境内には半僧坊や耳塚観音があります。
- お寺を開いた以照珠大和尚禅師
- ご本尊大日如来
耳塚観音の由来
1867年(慶応3年)徳川慶喜が大政奉還し、それを不服とした幕軍の一部(新撰組の一部)である甲州鎮撫隊が、甲州勢と合体すべく甲州街道を甲府に向かった。時に、近藤勇・土方歳三らと同郷にあった全福寺の僧 斉藤秀全が彼らを迎え入れ宿を提供した。
しかし、事態を憂慮した幕府は、追討の命を大月の井上八郎に下し井上は直ちに追討。山中湖付近において合戦となり、首謀者十余名を斬り伏せた。共に徳川家に忠誠を誓う者同志が相争わなければならぬ苛酷な運命の悲劇に井上は泣く泣く十余名の耳を剃ぎ、全福寺に持ち帰った。
秀全和尚も心を痛め、耳塚を建立して懇ろに弔った。以来、耳疾平癒に効験ありといわれている。
1987年(昭和62年)秋、全福寺23世代に耳塚観音と命名し建立。横死者の霊を慰めると共に参詣者の身体健全を祈願し続けている。
耳塚さん(強瀬に残る念仏和讃より)
帰命頂来耳塚さん
護らせ給え耳塚さん
北都留郡の強瀬村
森も静かな全福寺
耳塚さんとて名も高く
ご利益深きお蔵あり
思えば今から百年前
享けた恩は山よりも
高き葵の徳川氏
再び天下に返さんと
集まる浪士三百余
道をば急ぐ甲州路
旅の疲れを休めんと
暫く仮寝の全福寺
秀全和尚の饗応で
今は元気を取り戻し
再び旅に出掛けたり
けれども立てたるこの願い
帝のみ胸に背くわけ
忽ち追っ手に囲まれて
山中明見の村里に
願い空しく消え果てて
倒れた浪士二十余名
聞くも中々哀れなり
便りを聞いた秀全師
後世を弔う印にと
削いだ耳をば持ち帰り
埋めて小さな塚とした
時は明治元年の
月は二月で日は十三日
帰命頂来耳塚さん
帰命頂来耳塚さん
南無阿弥陀仏
南無阿弥陀仏
半僧坊大権現 縁起
後醍醐天皇の皇子(無文元選禅師むもんげんせんぜんじ)が、中国から帰る途上、嵐に遭遇し、大きく揺れる船の中で観音経を読まれました。
すると、袈裟をまとった鼻の高い異人が禅師の前に現れ「私は禅師が正法を伝え弘められる為に無事に故国に送り申します。」と船頭を指揮し、無事に嵐の海を渡り帰国する事が出来ました。
禅師が方広寺に到着した時、この異人が再び現れ、禅師の弟子になることを願い出たといわれます。
この時、異人の姿が「半ば僧にあって僧にあらず」と表したことから、異人は「半僧坊」と名乗るようになりました。弟子になることを許され、禅師の身の周りにお仕えしながら修行を励んでおりましたが、禅師が亡くなられた後、「私はこの山を護りこの寺を護り、世の人々の苦しみや災難を除きましょう。」と言い残し、姿を消したそうです。
「心を込めて熱心に請願すれば必ず御利益があり」厄難消除、火災消除、心願成就、無病息災など様々なご利益があります。
全福寺にも半僧坊大権現の御分身が祀られております。
境内のご紹介
- 全福寺本堂
- 灯篭と百日紅(さるすべり)の花
- 六地蔵
- 寄贈された仏様
- 花まつり
- 花まつり お釈迦様
- 花田龍渓 書:仏
- 春秋_秋葉大権現信仰
- 十三重石塔
- 除夜の鐘
年間行事
住職ご挨拶
ホームページをご覧いただきありがとうございます。
当山は山梨県大月市賑岡町強瀬にある曹洞宗(禅宗)寺院です。一仏両祖の み教えである「禅」の生き方を信仰し、生きとして生けるもの全ての幸せを宗旨といたします。今を生きる私たちにとって人としてのあり方を考える場、仏の教えに触れられる場とし、ご縁を結んでいただき心の拠り所となる開かれたお寺を目指してまいります。どなた様でもお気軽にお立ち寄り下さい。
全福寺 住職 小泉英希
余ったロウソクを再利用
して可愛い仏像の
キャンドルを作る住職。
優しさが伝わります。
アクセス
〒401-0004 山梨県大月市賑岡町強瀬 425
TEL.0554-22-0922 FAX.0554-22-6231
URL/E-mail https://zenpuku-ji.com /
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